みやまの想い

福岡みやま米とは

博多の料理の〆は、ご飯で〆るのが博多流。

博多の代表的な料理に、博多もつ鍋、博多水炊き、博多の辛子明太子があります。

その料理名を聞くと誰もが、食べて美味しかった。また食べたに行きたい。などの声が多くあがりますね。

それはなぜと、疑問を持った方はいませんか?

それは、新鮮な肉や魚、新鮮な地場産の野菜、それと、美味しいお米があるからなんです。

実は、そのを料理の〆は、福岡のご飯でいただいていることが凄く多いです。

言い返すと、〆のご飯が美味しいから博多の料理が美味しいんです。

博多の台所!! 福岡県みやま市。

◎福岡県南部の筑後平野の小さな町

福岡県の南部に位置し、福岡市から南に約50km程行った処で、人口は約4万人、旧山門郡瀬高町・山川町、旧三池郡高田町の3つの町が合併して生まれたみやま市です。

◎自然条件に恵まれた風土

市の東北部は、清水山、お牧山などの山々に囲まれ、南西部は水産資源に富む有明海に面しています。河川は、一級河川矢部水系の矢部川、飯江川、大根川などが流れ、自然条件に恵まれた風土です。

◎基幹産業は、農業

平坦部では、稲作、麦、大豆、いちごの「あまおう」、博多セロリ、博多なす、の栽培が盛んで

山間部では、ブランドみかんの「山川みかん」を中心に柑橘類の生産が盛んです。

西部の有明海では、海苔養殖を含めた漁業も行われ、山から海までの産物が収穫され、消費地の博多で食されています。

三の恵みが「ひとつの想い」となり極上米となりました。

○極上のうまさ 「山土の恵み」

古代、矢部川水系の川が平野を自然のままに網に目のごとく流れ、あちこちに沼地や潟地が存在していました。何百年の年月が経つにつれ山から土甙が流れ堆積し、筑後平野やみやま市を形成しました。みやま市の土壌は、山々の力が生きており、山の栄養をたくさん吸収した、山々の肥沃な土壌を敷きならした。山の力が生きてる土壌が、みやまのお米を育む基となっています。

○極上のうまさ 「山水の恵み」

◎みやまの生き生きとした山々

みやま市の2割は、深緑や黄緑色の檜や杉や竹などの木々が生い茂っている清水山、お牧山、蒲池山などがあります。

◎山の栄養、ミネラルを吸収し、山がろ過して生み出した水

その山々に雨が降り注ぎ木や落ち葉や石や土などに触れた雨水が、山が一度飲み込み、少しづつ山の栄養やミネラルを吸収しながら、地中でろ過され地表に再度顔をだして小さな小川となります。

◎大小合わせ20以上もの山の地形を利用した「ため池」

山のため池には、小川が何本も集まり、豊かな良質な山水を治水し、矢部川水系の飯江川や大根川などを流れ農業用水に利用してされています。

◎日本ため池百選のため池

そのため池の中に「蒲池山のため池」があり、その上流付近では、川えびや沢ガニ、ゲンジボタルが乱舞します。また、農業の礎、歴史・文化・伝統、景観、生物多様性等の審査基準に基づき、農林水産省が認定する「ため池百選」に福岡県で唯一認定されているため池です。山々から恵みを頂きたその様なため池に治水された「豊かで良質の山水」がみやまの美味しい米づくりを支えているのです。

○極上のうまさ 「生産者の恵み」

◎いい土をつくるため、

1年に何回もできるだけ深く田起こしをする。

そうすると土の中に空気が入ってふわふわの土ができる。

◎種もみを発芽させるため、

お湯に長くて1週間つける、熱過ぎてもぬるすぎてもいけない。

毎日2,3時間毎に温度管理をし、虫眼鏡で発芽の状態を確認する。

発芽の良し悪しですべてが今後の苗にひびいてくるから気を付けたがよかよ。

苗箱にその種もみをまき、水が逃げんごと畑にビニールを敷いて、

100個以上、手で並べる。2週間ぐらい毎日3回の水やりをする。

絶対に土が乾かんごと管理せんといかん。

ふかふかの土

苗づくり作業

虫眼鏡で見た発芽した種もみ

しろかき作業

苗の生育状況

◎田んぼによって土が違うから、

肥料の量は、見極めて肥料の量を調整して

田植の時に肥料を入れていくと。

◎水管理や稲の健康状態を見るため、

約100日間田んぼの見回り。 土中に空気を入れてやるためと

稲に少しストレスを与えるため、わざと水を抜いたり入れたりする。

よしよかか!稲穂を見つめて会話ばする。それから稲刈りばすると。

◎そのすべての質の高さが、無理なく普通で当たり前。

だから、稲もそれに応えおいしいお米を実らせてくれる。

お米には、その土地の自然が現れます。つくり手の人柄も現れます。

筑後平野みやま米がおいしいのは、

肥料や燃料費の高騰など、農家を取り巻く厳しい環境の中で、

品質やおいしさを守り抜く、お米農家がいる証です。